クラウドファウンディングの残念な話。

最終更新日2017/03/01

急速に伸びているクラウドファウンディングという資金調達の手法について。

起業家やクリエイターが世界中から資金を募って製品を制作したり、ウェブシステムを運営したりするクラウドファウンディングですが、先日これに水を差す事件が起こりました。

LILYカメラの「史上最悪のドローン詐欺」です。

2015年から銀行やファンドなどで莫大な資金を集めたにも関わらず、製品の制作・発送は行っていなかった模様。

安易に囃し立てたメディアも悪いが、ついうっかり引っかかってしまった筆者のような者も大いに反省すべきです(笑)。

しかし、ネット上でいかにも斬新なアイデアでデモンストレーション動画を流されては新しいもの好きの者は食指を動か動かさずにはいられない。

クラウドファウンディングは早期資金提供(商品購入)、投資・金融、寄付とあるようですが、リターンを得るからにはやはりリスクがつきもののようです。

仕組みそのものは革新的ですので、この事件以降クラウドファウンディングが収縮しないことを願います。

ブックサプライとしてはそろそろドローンの買取でも準備しましょうかね。